医学部を卒業するまでの費用と期間

医師になるには、一般職に比べて様々な経験を積まなくてはなりません。
中でも、医学部を卒業するのは、医師になる上で絶対に避けて通れない道です。
医師を目指す場合、卒業までの期間にかかる学費はどれくらいのものなのでしょうか。

外科医になるまでの流れ

まず、医師になるためには大学の医学部に合格して、6年間かけて医学をはじめとした様々な知識を勉強する事になります。
しかし、大学を卒業したからと言ってすぐに医師になれるわけではありません。
卒業までの期間に学んだ事を活かして医師国家試験に合格して、医師としての研修を2年以上受けてから初めて医師になることができます。

つまり、医学部を卒業するまでの期間6年と、その後の研修期間の2年を合わせた8年が、最短で外科医になるまでに必要な期間となります。

画像出典元:http://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/

国公立大学に進学した場合

医学部というとやはりお金がかかるイメージがありますが、国公立大の場合、学費は学部に限らず一律と定められているため、それほどかかりません。
大学によって多少の違いはありますが、年間の授業料は約55万円、入学金は約30万円程度です。
卒業までの期間である6年間でも約350万円と、私立に比べて10分の1の金額で卒業できます。

そのため、医師を志している学生のほとんどは国公立を第一志望にしています。
募集人数も少ないため倍率は非常に高い狭き門なのです。

画像出典元:http://fromhere.hatenablog.com/entry/2015/04/14/155215

私立大学に進学した場合

私立大学の医学部は、国公立に比べて圧倒的に費用がかかります。
なんと6年間にかかる費用は平均で3200万円ほど。
入学金や授業料以外にも、教科書代や実習費など、何かとお金がかかります。
私立大学は現在国内に約30校ありますが、偏差値が高い学校程、卒業までにかかる費用が安い傾向にあります。

なぜこれほどまでに私大が高いかというと、やはり教える講師が医師なので、給与が他の学部に比べて高い点が挙げられます。
さらに、附属病院の運営費も大学が負担するため、そのコストが学費にも反映されて高額になってしまうのです。

画像出典元:http://hensachimap.com/37

学費を抑えるなら奨学金を利用する方法も

卒業までの期間を考えると、国立や公立大学でない限り、学費の負担はかなりのもの。
しかし、成績優秀な生徒であれば、奨学金制度などを利用すると、費用が減免されたり免除されたりする場合があります。
やはり学校側も質のよい優秀な医師を育成するために、優秀な生徒にはバックアップをしてくれます。

そのため、国立大学などが難しくても、成績次第で私大にも費用を抑えて通う事も可能です。